選挙戦 election race 2005 8 18
選挙戦は、甘くはない。
こうしたことは、無風区の議員には、わからないでしょう。
実は、私の祖父は、衆議院議員の後援会の幹部だったのです。
その選挙区は、いつも激戦区でした。
何があるか、わからない選挙戦、想像もできないことが起きます。
たとえば、選挙運動員が、敵陣のスパイだったということは、よくあります。
ある代議士の陣営では、後援会の中堅幹部が、敵のスパイだったことが判明し、
選挙戦が、大混乱になったことがありました。
こうした激戦区の選挙戦で、学んだことは、ひとつあります。
「敵の敵は、味方であること」。
私は、青年時代、政治家を目指したことがありましたが、
地獄のような選挙戦を見て、やめました。
本当に、地獄の底を見るようなものです。
そういうわけで、選挙責任者には、激戦区の議員がなるべきです。
「無風区の議員」や「選挙が弱い議員」が選挙責任者になると、最悪です。